20220319 浪費と充電

1か月前から就職先でバイトを始めた。

 


規則正しい生活リズムが身についた一方で、ストレスで3キロ太った。健康なんだか不健康なんだかよくわからない。

自由に使える時間が減った分、効率的に物事を進めるようになった。良いことのように見えるが、要はゆとりが失われたわけである。愉快に無駄なことをする時間が減ると、精神的な健康を害する。太ったのは素敵な無駄が減ったからだ。そういうことにしておこう。

 


3連休の初日である今日は、思いっきり無駄なことをしようと街に繰り出した。普段は家事やらしなければならないことで休日が潰れるので、自分だけのために1人で時間を浪費しようじゃないかと。素敵な無駄は大切なものである。服を見たり、カラオケに行ったり、ドトールで本を読んだりした。心が充電されていくのがわかる。

 


会社でバイトを始めてからほとんど本は読めていなかったので、読書できたのが1番良かった。読みかけの村上龍の69は今の私にぴったりだった。大人になると忘れていく感覚を出来るだけ忘れないように抵抗し続けようと思った。楽しく生きることに思い切りエネルギーを使おう。高校時代に読めていればと思うが、出会った今が読みどき。そういうことにしておこう。

 

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20220313 お酒と友人

 

こっちに来て初めてできた友人が新天地に向かうらしい。

その子とはお互いに同じ目標を目指していだけれど、私は叶わなくてその子は叶って、私が諦めて以降は疎遠になった。当時の住んでいた場所を離れるため、久しぶりに連絡したらその子も離れるとのことだった。 

 

ここ2〜3年、お酒が好きなのは完全にその子の影響だった。その子と初めて飲んだ日があまりにも楽しかった。それまでお酒を飲むのは半年に1回程度だったのに、最初の頃はその子との思い出を反芻したくて飲んでいた節がある。最近は完全にただの酒好きなのだが。

 

今の私は、その子と目指していたものとはもう全く違う目標に向かっている。連絡が来た時に飲んで楽しかった日にたくさん話したことを思い出した。「そんなこともあったなあ」と完全に気持ち的にも時間的にも過去になっていた。

今の環境にはかなり感謝しているので、もう一度当時の目標を追いたいとは思わない。ただ、叶わなかった事実ともうその子と会うことはない予感が、胸に苦くて寂しい気持ちを広がらせた。

誰かに自分の夢やら目標を託すのは好きではないけれど、この先も私が見れなかった景色を見て、憧れた日々を全うしてもらえたら、なんてかなり重たいことを考える。

 

過去は過去に過ぎない。その子から受けた影響を取り除けば少しは憧れへの未練も少し消化されると思う。とりあえずはお酒をやめよう。お酒を飲まずとも、その子との思い出を楽しく思い出せる時に本当の意味で私は諦められる。

 

ばいばい、ありがとう。

新天地でもお互い頑張ろうな。

次は私も叶えるからね!

 

 

 

 

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あの日飲んだのは大量のジムビームのハイボールでしたね。ジャックダニエルもおいしいと、もしもいつから会えるなら伝えます。

 

20210601 同級生

昨日高校時代の先生について書いたからか、高校の同級生の顔がふと浮かんだ。

まったく連絡を取っていない、高校時代も特別親しかったわけでもない、ただ同じクラスだったバスケ部の男の子。

 

中学時代、私はバスケ部だった。

これはバスケ部あるあるなのか田舎あるあるなのか分からないけれど、同じ部活だった他中の子を何となく把握している。というのも、バスケは5人しか試合に出られないためそれぞれの中学のレギュラー選手を覚えやすい。同じポジションのうまい子がいれば「○○中の△番(背番号)、上手いな」と印象に残るのだ。田舎だから学校数も少ないし。私も入学してから、「A中の5番でしょ?」と何度か声をかけられた。私の場合、特に上手かったわけではないのだが、先生が怖くて試合会場で悪目立ちしていた中学校だったし、ギャンギャン怒られていたので印象に残っていたのだろう。

中学時代に試合会場でぼんやりと「M中の5番、上手いな。」と思ったのが件の彼だった。

 

高校に入学してすぐ、自己紹介の時間があった。小さなグループを作って、メンバーを変えて、クラスの全員と話す時間。その時に彼がM中の5番だと判明した。「すごく上手だと思ってたんだ」と伝えた気がする。少しバスケの話をして、彼はボカロが好きだと教えてくれた。めちゃくちゃ意外だった。

文化祭の実行委員会みたいなのを一緒にやったけど、彼はつまらなそうにしていた。

試合があると聞くと「頑張ってね」くらいは言ったかもしれないけど、その程度だった。

 

私は今、高校時代に考えていたのとはえらく違う人生になって、それでもちょっとずつ自分の人生を受け入れつつ軌道修正もしつつみたいな状態である。正直、高校の同級生はあまり好きではないし、会いたくもないのだが、彼にはちょっと会ってみたいなと思っている。志望してた学部には行けた?今もバスケやってる?本当はもっと話してみたかったよって。

20210531 本と先生

読書熱が減退している。

 

読書が好きだが、あくまで「趣味」。読書よりも面白い趣味や興味を惹かれるものが自分の中にできると、そちらに熱量を捧げる。ちなみに今は化粧だ。

あんなに好きで、あほみたいにお金と時間を読書にかけていたのに今は違うものに興味が移っていて寂しい。自分で振ったくせに、いざ恋人と別れると、好きだったところを思い出して寂しくなり感傷に浸っているときの気分みたいだ。経験がないので適当に書いていますが。私と本は恋人関係にあるわけではないので、また気が向いたら読書と復縁する予定です。(何言ってるの?)

 

大学3年の夏から4年の夏にかけて100冊読んだ。小説とエッセイのみを数えたので、雑誌や漫画を含めるならもっと読んでいる。きっかけはシリーズ物の小説にハマったことだった。私がコーヒーを好きになったきっかけの物語である。すでに17巻ほど出ていたので、1~2か月ほどで全部読んだ。高校時代に好きだった先生が薦めていた作品だった。ちょっと屈折しているけれど、誰に対しても対等に接していたので私はかなり彼に好感を持っていた。その先生の担当教科は国語なのに普段は本を読まないと公言していた。そんな先生が薦める物語ってどんなんだろう?と興味を持ったのだ。委員会で関わっただけなので、私は彼の授業を1度も受けていない。ほんの少し心残りである。ただ、彼が委員会の時にぼそっと言った「俺のことを嫌いな人間は俺の人生には必要ないと思っている。」という言葉がかなり印象に残っていて、それを生徒に言えてしまうところがますますよかった。

 

そのうちまた読書熱が再燃したらコーヒーと一緒に読み返そうかな。

20210411 就活と近況と友達

人生二度目の就活中である。学部の時は全然本腰を入れずになんとなーくで就活をしていたため、あってないような就活経験を思い出しつつ周りの人に相談しつつ進めている。

不安しかない。助けてください。

 

高校の頃からあほみたいに文章を書いていたのに、最近めっきり文章を書かなくなっている。志望動機とか自己PRとか書くときに言葉が出てこなくてつっかえる感覚があって、文章を書く筋肉みたいなものがなまっているのをひしひしと感じている。すごく悲しくなるんだけど、書かなくてもいいっていうのはある意味自分の気持ちを整理するのが前よりもうまくなったことを意味するのでこれはこれでありなのかもしれない。

 

この間久しぶりに友達と遊んだ。めっちゃ楽しかった。で、思った。

友達がたくさんいるところにいたい。

学校なんかで何かを決めるときに「友達がいるからで決めるな」と言われる。私はずっとその通りだと思っていた。けれど、齢24にして中高生みたいな判断材料で自分の進路を決めようとしている。いいのか?と思ったけれど、貴重な20代前半の休みを家で過ごすだけで終わっていいわけないとようやく気づいた。遅い。

出不精でめんどくさがりやな私はこのまま放っておいたら間違いなく家にこもる休日しか過ごさなくなる。時勢のあおりもあるので拍車がかかるだろう。

 

というわけで、九州に戻るつもりです。

お友達と遊びたい!!!みんなよろしく!!!

 

 

 

20201222 映画

このご時世に映画館で映画観るってどうよ?なんて考えも頭に浮かぶけれど、時間だけが膨大にあるからついつい。しかも田舎だし平日にしか行かないから空いてるし。ちゃんと消毒もマスクしてる。

 


家で観る映画も好きだけど、やっぱり映画館で観るのが1番と信じている。

 


映画館からの帰り道が大好きだけど大嫌いで、その日観た映画を反芻しながら歩く。浸ってる時間はいいんだけれど、ふと我に帰る瞬間が怖すぎる。勘弁してほしい。

 


今日見た映画は、内容に関係なく泣きそうになっていた。勝手に演者さんの心情を考えていた。不本意ですよね、ごめんなさい。

あの時の彼は一体何を思いながら撮影に臨んでいたのだろうか。

観終わってからずっとそれが頭の中でループしていて、でもそれは考えちゃダメなんですよね。作品を楽しむのがきっと大切なんですよね。わかんないですけど。

人生かけてエンターテイメントやってる人に敬意を表すことしかできません。

 


私は心の休憩所みたいなものをエンターテイメントに求めているけれど、それに従事してる方たちは何に救いを求めるんだろう。

20201109 冬

 

 


パーカーだけじゃもう寒い。コートを出さなきゃと思いつつ、この時期から着ちゃったら真冬を乗り越えられないのでは?と思って結局コートなしで出かけた。案の定寒い。街中にはコートを着てる人が多かった。当たり前だ。寒いもん。部屋で葛藤なんてせずに大人しく着ればよかった。

 


ここ2年くらい実現に向けて頑張っていた目標が9月にポシャった。思ったより凹まなくてびっくりした。本当は1年半前に区切りをつけるものだったのに、無理矢理延長させた時間が私を納得させた。多分。

諦めることが決まった日に映画を観に行くほどには元気で、翌日にはなぜ達成できなかったのかフィードバックをもらったり、関わった人に辞める旨の挨拶をしたりした。気まずさはあってもそれを出すのはダサいから出来るだけ暗くならないようにした。

 


切り替えの早いところが私の長所のようで、1ヶ月も経たないうちに検定試験の勉強を始め、継続させている。今度は達成させてくれよ。

 


未練は100パーセントないとは言い切れない。ただ、良くも悪くも自分の分を受け入れたからもういいかなと思っている。お疲れ様でしたね。