20210531 本と先生

読書熱が減退している。

 

読書が好きだが、あくまで「趣味」。読書よりも面白い趣味や興味を惹かれるものが自分の中にできると、そちらに熱量を捧げる。ちなみに今は化粧だ。

あんなに好きで、あほみたいにお金と時間を読書にかけていたのに今は違うものに興味が移っていて寂しい。自分で振ったくせに、いざ恋人と別れると、好きだったところを思い出して寂しくなり感傷に浸っているときの気分みたいだ。経験がないので適当に書いていますが。私と本は恋人関係にあるわけではないので、また気が向いたら読書と復縁する予定です。(何言ってるの?)

 

大学3年の夏から4年の夏にかけて100冊読んだ。小説とエッセイのみを数えたので、雑誌や漫画を含めるならもっと読んでいる。きっかけはシリーズ物の小説にハマったことだった。私がコーヒーを好きになったきっかけの物語である。すでに17巻ほど出ていたので、1~2か月ほどで全部読んだ。高校時代に好きだった先生が薦めていた作品だった。ちょっと屈折しているけれど、誰に対しても対等に接していたので私はかなり彼に好感を持っていた。その先生の担当教科は国語なのに普段は本を読まないと公言していた。そんな先生が薦める物語ってどんなんだろう?と興味を持ったのだ。委員会で関わっただけなので、私は彼の授業を1度も受けていない。ほんの少し心残りである。ただ、彼が委員会の時にぼそっと言った「俺のことを嫌いな人間は俺の人生には必要ないと思っている。」という言葉がかなり印象に残っていて、それを生徒に言えてしまうところがますますよかった。

 

そのうちまた読書熱が再燃したらコーヒーと一緒に読み返そうかな。